ママズルーム
妊娠について
月経周期
通常次の月経開始の約2週間前に排卵があります。排卵時、基礎体温はそ れまでの低温相よりもまた一段低い体温を示し、その翌日には高温相に変わります。人によっては、排卵に伴う下腹部痛や手足の冷感などを感じる場合もあります。月経周期が短い人も長い人も、高温相の期間は約2週間と一定しています。月経開始日のみで排卵日を予測するのには非常に難しいことです。体調、精神面など様々な理由で月経周期は変わります。規則正しい月経周期であったとしても、排卵していない場合もあります。より正確に測定するためには「基礎体温測定」が必要となります。
基礎体温
- 基礎体温計(婦人体温計)を用意しましょう。基本的には、洗浄する事が可能で清潔性が保たれ、経済的な水銀体温計が一番いいと思われます。
- 測定部位は、誤差の少ない口腔(舌下)で測定します。
- 毎朝、ふとんから出る前(起床する前)に測定して下さい。
- 測定データをグラフに記入して下さい。
受精
通常、精子の寿命は、30時間から3日以内、卵巣から排卵された卵子の寿命は、排卵後24時間といわれています。排卵された卵子が卵管、子宮へと進む間に、精子と出会えば受精が行われます。受精のタイミングは非常に微妙です。単純に考えると1年に12回の機会があるわけです。また、健康な受精のためには、精神面、体調等も影響します。
妊娠判定
受精卵は数日間子宮内を浮遊し、子宮内の壁に着床します。通常、妊娠初期は無症状です。まれに着床時に少量、子宮より出血する場合があり、生理と勘違いすることもあります。 着床後、女性の体内は妊娠を持続させるための体制を作っていきます。そして、妊娠ホルモンの分泌が始まります。
そのホルモンは、尿中に排出されるため、尿中にホルモンがあるかどうかを検査し、その後、問診や診察、エコー検査と合わせて妊娠の診断を行います。市販されている妊娠検査薬は、尿中に含まれる妊娠ホルモンの検出から判定するものですが、あくまでも可能性の判定です。
また、尿検査によって判定されるのは、受精後2週間から3週間以降です。妊娠の可能性があった場合には、専門医での診断が必ず必要です。
予定日の計算
予定日の計算
通常妊娠は、受精してから約265日位で自然に分娩がはじまります。しかし、受精した日を正確に知るのは難しいのです。
そのため、最終月経の始まった日を0日として、約280日目・40週目を予定日としています。妊娠期間は、4週間で1月と数えます。 4週間が10回あって、10ヶ月と数えるのです。
※出産予定日算出
月経不順
女性の多くは、月経周期が28日です、排卵は月経の約2週間前おこります。しかし、その他の周期をとる女性もいます。周期が長い人、周期が短い人、排卵が隔月である人、28日周期だが、月経の持続期間や量の少ない人、期間や量の多い人などがそうです。月経不順は、先天的なものと精神面、体調等の原因があっておきる場合があります。月経不順のタイプによっては、受精が難しい場合もあります。自分の月経周期を認識することが、健康な妊娠への第一歩といえるでしょう。そのため、先に述べた基礎体温の測定が重要な役割をはたします。
流産・早産の予防
最新医学では、妊娠22〜28週の早産児のうち体重が1000gを越えた未熟児では、そのほとんどが生存出来るようになりました。しかし、残念ながら約30%に何らかの後遺症が残るといわれています。最近の研究では、次のようなことが分かるようになってきました。 早産の原因:細菌性膣症 性行為感染症(トリコモナス、カンジタ、淋菌などの細菌感染 無症候性細菌性精液など)
約20%の妊婦さんに、膣の中に細菌を認めます。絨毛羊膜炎の最大の原因 膣炎や頚管炎といった炎症があると流産・早産が多くなります。細菌性膣炎のある女性では24〜37週に早産する率が2.8倍。特に妊娠16週以内に細菌性膣炎のある女性では早産する率が5.5倍。
内診回数について むやみな、内診検査は、早産率を高めるともいわれています。そこで、わたくしどもでは、むやみな内診は行わず、膣内の細菌検査を適時行い炎症を早期発見し治療をすることに努力いたしております。
【内診回数のめやす】
妊娠初期に2〜3回(子宮癌検診を含む)
妊娠20〜23週の中期に1回
妊娠30週よりは定期検診時に毎回
また、早産予防のためには、性交は原則的に禁止です。特に、おりもの(帯下)のおおい方、出血をみとめる方、頚管無力 症の既往がある方腹緊のつよい時などは注意が必要で、膣式超音波検査にて子宮頚管の状態を調べます。また、水っぽい帯下は、子宮口が開大するときにみとめられますので、いつもより何となくおりものが 多いときなど医師にお知らせ下さい。出産は、お母さまや、お父さまと私たち医療側との綿密な共同作戦が必要ですね。それがうまくいってはじめて、安全で心に残るご出産が出来るものと考えています。 そのためにも、ご自分でしっかりと体重管理をしていただき、様々な母親教室にもご参加ください。
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